このページでは、PDFファイルへと署名捺印の機能で捺印された印影および電子署名に対して「署名は無効です」と表示される内容について説明しています。

• パソコン決裁６ Standard Edition

• パソコン決裁６ 捺印ツール Standard Edition

• パソコン決裁７ Basic

• パソコン決裁７ Business

• Acrobat用 捺印ツール

再現手順

パソコン決裁 捺印ツールの機能を通して電子証明書を付与して捺印された署名捺印をAdobe Acrobat等で開いた場合、検証結果として「署名は無効です」と表示されることがあります。署名に使用された電子証明書が何らかの理由で無効な状態になっています。

1. Adobe Acrobatを起動し、捺印ボタン欄の[環境設定]をクリックします。
2. [署名と検証]画面で[検証時の失効リスト(CRL)との照合]で[照合する]のラジオボタンを有効にして適用します。
3. 署名捺印されたPDFファイルを開きます。
4. 署名捺印された印影の署名を検証すると、[署名は無効です]と表示されます。

操作手順

電子証明書が無効になっている場合、電子署名として有効なものと認められません。無効な状態であることをより確実に検証するには、失効リスト(CRL)にて照合を行ってください。

1. Adobe Acrobatを起動し、捺印ボタン欄の[環境設定]をクリックします。
2. [署名と検証]画面で[検証時の失効リスト(CRL)との照合]で[照合する]のラジオボタンを有効にして適用します。
3. 署名捺印されたPDFファイルを開きます。
4. [署名は無効です]と表示される印影上で右クリックし、 [署名のプロパティを表示]を選択します。
5. [捺印プロパティ]画面内[署名情報]タブを選択し、[電子証明書の表示]をクリックします。
6. [証明書]画面の[詳細]タブ内、[CRL配布ポイント]をクリックし、画面下部の[URL=http://～～/.sv.crl]のhttp～crlまでをコピーします。
7. コピーしたURLをInternet Explorer等で開き、[sv.crl]ファイルを保存します。
8. Acrobatで当該印影の[捺印プロパティ]-[署名情報]-[詳細]画面で確認できる[シリアル番号]の英数字と、[失効リスト]に表示された[シリアル番号]の英数字に合致するものがあるかご確認ください。
失効リストに合致するシリアル番号が確認できましたら、電子証明書の発行元へとお問い合わせください。

ダウンロード

製品バージョン「7.7.0」または「7.6.0」の捺印ツールをインストールし、64ビット版のWordまたはExcelで捺印が行えない場合にご利用ください。