この文章は、DocGear Cabinetのシステムをバックアップする方法について説明されています。

• DocGear Cabinet

注意事項

DocGear Cabinetのシステムバックアップを行うにあたって、以下の注意事項をご確認下さい。

• 本文章ではシステムのフルバックアップ方法について説明されています。
• 本文章では手動でのバックアップ方法について説明されています。定期的に自動バックアップを行いたい場合は、以下の手順を行うバッチプログラムを用意するか、保守契約特典ツールの「DocGear シリーズ バックアップツール」をご利用下さい。
• バックアップを行う際は、システムを一時停止するか、またはシステムを利用されていない時間帯に作業を行って下さい。
• 添付ファイル等のデータが多い場合、バックアップに時間がかかる可能性があります。

操作手順

DocGear Cabinetのシステムバックアップを行うには、DocGear Cabinetが稼働しているサーバにて以下の手順を行います。

1. Windowsの管理者アカウントでログインします。
2. [スタート]メニューから[すべてのプログラム｜アクセサリ｜コマンドプロンプト]を起動します。
3. コマンドプロンプト上にて以下のコマンドを入力し[Enter]キーを押します。
osql -E -S (local)DOCGEARCB
(注)DocGear Cabinet Ver.1.50以前の場合は、"osql -E"と入力します。
4. 続けてコマンドプロンプト上にて以下のコマンドを入力し[Enter]キーを押します。
BACKUP DATABASE cabinet TO DISK='C:cabinet.bak'
(注)上記のコマンドでは、Cドライブ直下(C:)に"cabinet.bak"というファイル名のバックアップファイルが作成されます。
5. 続けてコマンドプロンプト上にて以下のコマンドを入力し[Enter]キーを押します。
GO
6. 手順3で指定した場所にSQL Serverのバックアップファイルが作成されます。
7. 続けてコマンドプロンプト上にて以下のコマンドを入力し[Enter]キーを押します。
EXIT
8. 続けてコマンドプロンプト上にて以下のコマンドを入力し[Enter]キーを押します。
EXIT
9. コマンドプロンプトが終了します。
10. サーバ上の以下のフォルダを、フォルダごと別の場所にコピーします。
1. 文書ファイル保存先
(例)C:DGCabinetdata または C:DGCabinetData等
2. サムネイル(縮小図)ファイル保存先
(例)C:DGCabinetthumbnail
11. 手順6で作成されたSQL Serverのバックアップファイルと、手順10でコピーされたフォルダおよびファイルがシステムのバックアップになります。